陸上競技というと、夏のオリンピックでも特に注目される人気競技の1つですが、
そんな陸上の世界で、100歳を超えても今なお高みを目指し続けるスーパーおじいちゃんがいます。
それが、広島県在住の
冨久正二(とみひさしょうじ)さんという方で、
なんと彼は1917年生まれで、2018年10月現在御年101歳にもなっているのです。
スーパー老人駆ける! 記録狙う100歳「やってやる」 (朝日新聞) 貞末啓視さん(右)の指導を受けながら走る冨久正二さん=みよし運動公園陸上競技場 [PR] 年齢を重ねても、より速く、高く、遠くへ――。国際・第38回全日本マスタ… https://t.co/y5Qz3jjqLn
— 最新速ニュース 総合版 (@SSSN_ews) 2017年10月24日
しかし、その姿はとても100歳を超えているようには思えず、元気はつらつとしていて、
100歳~104歳の部における100m日本記録(29.83秒)の更新を目指し、今も練習に励んでいます。
何とも凄いとしか言いようのない、まさにスーパーおじいちゃんですが、
今回は、そんな陸上競技で輝くおじいちゃんランナーについて詳しくご紹介いたします。
陸上で輝くスーパーおじいちゃん!競技を始めたのはなんと97歳から!
現在101歳を超える冨久正二さんは、なんともともとは陸上経験などはなく、
知人の勧めで陸上競技を始めることになったのは、なんと97歳のことでした。
普通の方ならまず、97歳という年齢まで生きることすら難しいわけですが、
冨久さんは97歳にして新たな生きがいと出会ったんですね(^^)
それからというもの、日々精力的にトレーニングに励み、
陸上競技のマスターズの大会にも積極的に参加なさっています。
そして、2017年の7月には、中国マスターズ陸上競技選手権大会にて、
60m走、100歳~104歳の部で、見事日本記録の「16.98秒」を樹立されました。
ただ、冨久さんのは100m走での日本記録も目指しているのですが、
今年2018年の6月、広島マスターズ陸上競技選手権大会にて、101歳にしてその100m走に挑みました。
果たして、その結果はどうだったのでしょうか…?
冨久さんの挑戦の結果は…
今年2018年6月10日、満を持して100m走(100歳~104歳の部)の競技に臨んだ冨久さんですが、
結果は「43.49秒」で、その広島大会では優勝の記録となりましたが、日本記録の「29.83秒」には届きませんでした。
それでも、101歳を超えて40秒と少しで100mを走り切るのって相当凄いですけどね…!
ただ、冨久さんはまだまだお元気ですので、是非これからも記録更新を目指して頑張っていただきたいです(^^)
そして、我々若い世代も、冨久さんに負けないように頑張らなければなりませんね…!
現在の日本記録保持者は?
ただ、ここでじゃあ今の日本記録保持者は誰なのかと気になった方も多いと思うのですが、
100走、100歳~104歳の部で日本記録を持っているのは、
宮崎秀吉(みやざきひできち)さんという方で、
彼は現在御年108歳で、今なおご健在です。
なんと宮崎さんは、105~109歳の部の100m走の記録も持っていて、
その記録が「42.22秒」で、2015年に樹立されました。
http://t.co/BQL8rniEij 105歳の宮崎秀吉さんが、100メートルと砲丸投げの105〜109歳の部で世界初記録を樹立しました。記録に満足していおらず、後2,3年は練習したいとのこと。詳しくは記事をご覧ください pic.twitter.com/7yNBAymMQR
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2015年9月25日
105歳を超えてもなお、冨久さんの記録を上回っていますので、まさに冨久さんにとって高い壁となっている素晴らしい先輩です。
それにしても、105歳で陸上競技に挑戦できるなんて、本当に凄いとしか言いようがないですね…!
ちなみに、宮崎さんが今なお日本記録として持っている29.83秒という記録は、2015年9月19日まで世界記録でもあったのですが、
その日、ドナルドペルマンという方が26.99秒という記録を出し、世界記録としては抜かれてしまいました。
ただ、105歳~109歳の部で記録した42.22秒は、今なお世界記録として認定されています。
まとめ
今回の記事では、100歳を超えてもなお陸上に挑み続けるおじいちゃんランナー、
冨久正二さんと、宮崎秀吉さんについてご紹介させていただきました。
普通の方ならそこまで生きるのさえ難しいのに、本当に元気で素晴らしい方々だと思います。
ただ、その陸上という生きがいがあるというのが、まさに元気の秘訣となっているんでしょうね(^^)
これからも、お2人には新たな記録の更新、樹立を目指して、無理のないように頑張っていただきたいです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。