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【解説】お預かりした香典を持参する際の記帳マナーについて

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お通夜や葬儀に参列される際には、

香典(こうでん)」を持参するのが日本における基本的なマナーです。

香典は「香奠」とも書き、本来は仏前に線香を供えることを言いましたが、

その習わしが次第に変化し、今では香典と言えば金銭を包んでお渡しすることを意味するものになりました。

通常、この香典は直接本人が持参されることが望ましいものですが、

時には何らかの理由から、誰かの代理人となって香典を預かり、代わりに持っていく機会もあるかもしれません。

そこで今回の記事では、お預かりした香典を持参した際の記帳のマナーと、

逆に、香典を預ける側になった時に注意したいポイントについて詳しくまとめます。

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お通夜・葬儀の受付における、挨拶から記帳までの流れ

香典は「お通夜」か「葬儀」のどちらかで持っていくものであり、

故人のためにお供えするものですが、急な不幸で出費がある遺族の方の助けになるようにという意味も込められています。

会場に到着したら、上着などを係の方にお預けしてさっそく香典をお渡しします。

実際にお渡しする際には

「この度は御愁傷様でございます」

と一言挨拶の言葉を添えながらお渡しするようにしてください。

また、この際にどなたかの代理で出席されている場合には、誰の代理できたのかを香典を渡すタイミングで伝えておきましょう。

※ご挨拶の例文

この度は御愁傷様でございます。○○の代理人として参りました妻の○○です。

なお、代理で持参した香典の表書きの名前は、代理人の名前ではなく、本来来るはずだった方の名前を記入します。

そして香典をお渡ししたら、芳名帳(ほうめいちょう)に住所や名前を記帳します。

芳名帳とは会葬者(かいそうしゃ)の名簿の役割を果たすものであり、会葬者とは葬儀に弔問しに訪れる遺族側ではない方々のことを言います。

また、以前の芳名帳では参列者が名前や住所を並列させて記入するものが一般的でしたが、最近では1人1枚のカード式になったものを使うようになりました。

これを御芳名カードと呼び、以下のようなものに記入します。

画像引用元:ライフセレモニートラスト公式HP

なお、葬儀にもお通夜にも出席し、お通夜の際に既に香典を渡している場合には、葬儀の際の受付ではそれを伝えた上で記帳します。

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芳名帳に記帳する際の注意点

実際に芳名帳に住所や名前を記帳される際、代理人として香典を持参した場合には、その代理人の住所や名前を書くようにしましょう。

また、その際には本来来るはずだった方の住所や名前を記帳して、

縦書きであれば名前の下に、横書きであればその名前の左に、小さく(代)と書いておきましょう。

配偶者が代理で参列される場合には(代)ではなく(内)と書きます。

また、この御芳名カードに実際に記入をされる際には、

「ご芳名」「ご住所」などの「ご」を斜め二重線で消すとより良いとされています。

「ご芳名」は「ご芳」まで消してしまっても構いません。周りの方の意見も参考になさってください。

住所は、亡くなった方が仕事上お付き合いのあった方であれば会社名と会社の住所を書き、個人的にお付き合いがあった方であれば自宅の住所を書きます。

香典を預ける際に気を付けたいこと

ここまでは、香典をお預かりした側に気をつけたいポイントをまとめましたが、

逆に、この先誰かに代理で香典を持って行ってもらわなければならない機会があるかもしれません。

この場合にも、気をつけたいポイントがいくつかあります。

まず、最も気をつけたいのが、香典の為のお金がきちんと包まれているかということ。

まるで冗談のような話ですが、意外と香典やご祝儀の包み忘れは珍しいものではありません。

そして、次に気をつけたいのが表書きです。

通常御香典を包む不祝儀袋の表書きは「御霊前」と書いてあるものを選ぶのが一般的であり、

これは、仏教では故人は死後四十九日までは霊として存在し、四十九日経ってようやく仏になるものと考えられているためです。

しかし、仏教の宗派の中でも浄土真宗と曹洞宗ではその概念が異なり、例え四十九日が経っていなくても表書きは御仏前とします。

そのため、もしも個人が生前浄土真宗や曹洞宗の信仰者であった場合には、表書きにも気を付けて御仏前とするようにしましょう。

なお、もしも通夜や葬儀に参列できなかった場合には、遺族の迷惑にならないようきちんと連絡を行ったうえで、後日改めて弔問させていただくと良いでしょう。

最後に

今回の記事では、預かりものの香典を代理人として通夜や葬儀に持参される際に気をつけたいポイントについてまとめました。

実際に葬儀に参列される際には、

  • ご挨拶(香典を渡す)
  • 名前や住所を記帳する
  • 会場に入り開始を待つ

という流れになります。

代理人が参列される場合、来ることが出来なかった本人の名前や住所を書くこと、そして代理人が来たことを記しておくところが重要なポイントです。

子供に代理人をしてもらう場合には、マナーとして成人していることが望ましいためその点もご注意ください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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